2024年「IT導入補助金」(サービス等生産性向上IT導入支援事業)
経済産業省は「IT導入補助金」(サービス等生産性向上IT導入支援事業)について2024年も継続し、中小企業の業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、サイバーセキュリティ対策、2023年10月から施工したインボイス制度への対応を支援する方針を発表しました。
IT導入補助金とは?IT導入補助金とは、中小企業などのITツール導入を支援し、労働生産性を高めることを目的としています。政府の2023年度補正予算案に、ものづくり補助金も含む中小企業生産性革命推進事業として2000億円が盛り込まれました。(ものづくり補助金は、社会保険等の保険を利用しない自費のみの対応をされている事業者は対象です)経済産業省はIT導入補助金の対象企業に、「補助事業者全体の労働生産性が、事業終了後3年で、9%以上向上すること」という成果目標を求めています。
IT導入補助金の活用例、どんなことに使える補助金なのか昨年度の事例を挙げてみます。
飲食店 ECサイト制作 138万円 デジタル枠
卸売業 ECサイト制作 350万円 デジタル枠
医療業 コンテンツ管理システム 147万円 通常枠A類型
不動産賃貸業 顧客管理システム 128万円 通常枠A類型
障害者福祉事業 採用支援サービス 63万円 通常枠A類型
漠然と日々の業務に悩み・課題を抱えているが、どのような手を打てばよいのかイメージができない、自社に必要な機能がわからないという声をお聞きします。
まずは、どんな機能が付いたIT製品が必要かを決定し、その必要な製品をどの業者から購入するかを検討、そしてその業者がIT支援事業者として登録しているかを確認が必要となります。